■不正アクセスの実例
不正アクセスによる被害は枚挙の暇がありません。ほとんど毎日のようになんらかの報告がされています。例えば、北九州にある食品会社ヤマノにおいて不正アクセスによるホームページ改ざんが発見されました。そのページからウイルスに感染する恐れがあるため、現在利用者にスキャンの推奨をお願いしています。同様の不正アクセスは、中古車販売のタックスやセキュリティの関電など連日発見されています。また、オンラインゲームに他人のアカウントで不正にログインする被害も多数報告されています。NTTコムチェオでは不正アクセスにより顧客情報の一部が流出しました。こちらはウエブサイトの脆弱性をついて侵入したもので通販サイトなどで同様の被害が出ています。
■不正アクセス禁止法違反の実際
国家公安委員会、総務省、経済産業省によると2007年の不正アクセス行為は1818件で前年より倍増しています。事件として検挙されたのは86件、126人となっています。プロバイダに対する不正が群を抜き、その後を一般企業、行政機関などが追随しています。不正行為の内容としては、ネットオークションの不正操作がダントツで、次にオンラインゲームの不正操作、ネットバンキングの不正送金の順になっています。特にフィッシングサイトによるパスワードなどの不正入手が多く見られます。こういった事件は今後ますます高度になり増加していくと予想されています。